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リクルートブログ⑤ 2年RB国京祐多

by 東京大学WARRIORS

新入生としての最初の1か月は、部活・サークル選びという点でこれから4年間どう生きていくかを決める重要な期間だ。しかしそんな短い時間で分かるのは、その団体の主な活動内容・拘束時間・新歓用の表面的な雰囲気・入りそうな新入生の名前くらいだろうか。普段の雰囲気や実態・人間関係、部活であればそれに加えて、自分が試合に出られるのか・他のやりたいことと両立できるのか、など実際に入って暫く経たないとわからないことは沢山ある。もちろん退部・途中加入という形で軌道修正できる人はいるが、多くの人は最初の選択を後悔のないようにしたいだろう。そしてこれらの不確定要素に不安を感じ、部活を断念する人が一定数いるはずだ。僕も、1年前は部活に入ることに消極的だった。時間を大量に消費し、必死に努力したところで結果が出せるとは限らない。部活以外のことが疎かになるかもしれない。不安材料はたくさんあった。結論から言うと、僕はいつでも辞めていいように逃げ道を確保した上で入部を決めた。そして約1年かけて、WARRIORSに4年間を捧げる覚悟を固めていった。僕は小中高と10年間野球を続けてきた。しかし、このまま同じように野球を続けた先に、自分に劇的な変化は生まれないのではないか。周りの環境を変え、他のスポーツを0から始めて全く新しい経験をしてみたい。そう感じたのがWARRIORSに興味を持ったきっかけだった。そしてなにより、実際に先輩とお話ししたり、練習に参加したりして、自分がこの環境で4年後どうなっているかを想像したとき、1番自分に期待感・高揚感を覚えたのがWARRIORSだった。

ただ前述した通り、入部を決心するには障壁が多く、また、緩めの部活やサークルに入るに留めて、他のやりたいことに集中するという大学生活も捨てきれなかった。そこで、折衷案として、WARRIORSには入りながらも、辞めたくなっても困らないようサークルにもいくつか入って友達をある程度作っておいた。別の道を用意しつつ、WARRIORSに「とりあえず」入ってみたというわけだ。こんな調子なのでやはり辞めようと思い悩んだことはあった。練習が進んでいくと、チームにおける自分の現状がわかってくる。僕は将来的にもスターターで出るのが難しい所にいた。その状況を打破しようとベストを尽くしたが、基礎的なことさえ一向に上手くならない。心が折れた。次の1年生試合まで、最後の可能性をかけて別のポジションに挑戦し、そこでも自分に期待が持てなければ辞める、と決めた。しかしその猶予期間で、WARRIORSを続ける確固たる理由を見つけられたのだった。

アメフトは分業制のスポーツ。各ポジションで求められる能力は全く違って、1つのポジションで芽が出なくても、別のポジションには適性があったということもしばしばだ。僕は実際に、コンバートすることで自分に希望を持って練習できるポジションを見つけられた。自分で客観視したり、スタッフの方に見抜いてもらったりすれば、誰にでも適したポジションは見つかるはずだ。

そして何より1番の理由は、リーグ戦を戦い抜いた先輩方を実際に間近で見て感じたことだ。関東1部上位リーグTOP8にいる我々は、学生日本一を現実的な目標として掲げている。昇格1年目の去年は1勝5敗という結果に終わったが、私立強豪校と接戦を演じ、興奮と勇気を与え続けてくださった。もし日本一という目標を自分たちの手で成し遂げたときには、浜スタや甲子園で息を呑むほどの大歓声を全身に浴び、想像を絶する最高の感情を味わえるのだろう。こんな強烈な体験と感情を追求できるチャンスは、学生が最後なのではないか。僕が部活を辞めてやろうとしていたことは、学生でやるべきことではあるかもしれないが、卒業後でもできる代替可能なことでもある。それなら、学生でしか出来ないことに今は集中しよう、と決意した。

迷っている新入生は「とりあえず」入ってみてください。大それた覚悟なんて必要ありません。挑戦せずに終わるのがあなたにとって1番の損失です。4年間を捧げる理由が、WARRIORSには必ずあります。

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